― 西五区 ―[矢先、空から飛来する何かが視界に映った] ─── ・・・っ ![視線を動かし、何時か見たような翼を持つ異形獣の姿を視認すると同時。元々構えていた銃だけでなく、更にもう一挺構え] ─── 逃がさない。[女性が構えるには不釣合いな大きさの銃を羽のように軽く扱い、両の翼へと的確に風穴を開けた]