あっ…申し訳ございませんなんか触り心地が気になったというか[指が彼の頬に触れた瞬間、こっちが正気に戻った。慌てて向こうにしたら意味不明な言い訳をする。彼はいつもこんな感じなのに、どうして今日は特に触ってみたくなったのか。王子の大切な人たちに失礼な真似は出来ない。今の俺は、王子のために…王子と、王子の大切な人たちを守るために生きている。]