― 月の舞台 ― はっ……[その皇玉>>75から話し掛けられて、思わず人の半身を固くした。 知らぬ顔である辺り、恐らく海の竜ではないのだろう。 空か陸かは、力の披露がなければ知る術もないが] わ、……わたしの方こそ、よろしくお願いします。[笑み向ける相手に一礼を返す。 座の上下が決定的な力量差でないことには内心安堵を覚えるものの、余裕の差という意味では歴然としているようだった*]