>>77……。そう…。[教えてくれそうにない相手を見れば、少し気が落ちる。仕方なしに相手が話してくれる時を、自分が思い出せる時を待つしかない、と感じた。勇気ある…。……よっぽど思い出さない方がいい記憶なのかな。その考えは当たっていることをのちに知るか知らないか。それはこの先次第。きっぱりとした声で告げられる言葉に首を傾げる。きっとそういう“言葉”があるのかな、とひとり納得しつつ。]…そうなの?男に二言はない、か…。[覚えておこう、とまだ真白に近い記憶に新しく刻んでおいた。]