ええ。ぜひともごひいきに。
もしかしたら、こちらも海運のお仕事頼むかもしれませんから。
そのときはまた、よろしくお願いします。
[これだけしっかりと武装したフネが輸送に当たってくれるとなれば、商機も広がるかもしれない。
ここで仲良くなれれば願ったりだ>>74]
はーい。
降ろしまーす。
[誘導棒を持った女性の指示に従い、荷物を下ろす。
剥がし液をじんわり手の平と足裏から染み出させたら、自由になった糸川君をその場に改めてひざまずかせて、半球状のハッチを開ける。
すとんと飛び降り、先刻まで指揮棒を振っていた女性に駆け寄った]