それと……アタシは、アンタの話も、もっと聞かせて欲しいよ。[ふ、と、自分の我儘を受け止めてくれた神子へ、柔らかな笑みを向ける] 難しいこととか、どうしようもないこととか、きっとこれからの百年にもたくさんあるだろうから…… アタシの言う通りにして欲しいわけじゃない。 ただ、教えてほしいんだ。この『世界』のこと。[自分がここで為すべきことはまだわからない。 けれど、『世界』について知ることが、それを見付ける第一歩だろうと思いながら、口にして]