願いのためには、何をしても…… 誰を利用しても、自分だけは合格する。 そう思っていました。 だけど…… ……だけど……[始めは、何の迷いもなかった。死ぬことは怖いけれど、これが自分が受けるべき当然の報いなのだと信じて疑っていなかった。][けれど今は――][理不尽に死んだ少女を無視した、至極勝手な迷い。抱くことは許されないと思っていても、それでも**]