人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 あなたを殴っても私が痛いだけです。

[タクマの覚悟をあっさりと切って捨てたのちに、彼の推測を聞いて薄く笑う。]


 あなたも私も度し難い、としか言いようがありませんね。
 こんな戦場の真ん中で、敵の指揮官を信用するなど。

[びくついたと白状する割には、そうは見えなかった。
それだけ相手が豪胆だということだろう。
敵手を信じ、動じることなく受け止める。
そんな心意気を見せつけられた。

これほど愉快なことはないと、
心の雲が吹き払われる心地がしたのだ。]

(78) 2015/11/10(Tue) 21:20:09

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby