……や、担架じゃあ、二人分の手が塞がりますからね。大した距離じゃないにしても、それはちょっと。[それに、と]……こういうのね、一度、やってみたかったんですよ。そんな機会は、どうも……ま、ありませんでしたけどね。[複雑な微笑をローレルに返しながら、カサンドラの身体の下に両腕を入れて、持ち上げた]