[続く言葉>>28には、暫し考え込んだ。] …………ふむ。 貴公達の隊の消耗具合にもよるが。 可能なれば、遊撃として出向いて貰うとしよう。[脳内で思い描くのは、本体を囮に、そして第一の遊撃隊にて更に敵軍を攪乱させ、そこにウェルシュ率いる隊を導入する。理由など、こちらの手が足りていたから増援を派遣したとでもいくらでもつけられる。なれば――……と。]