人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園生 リヒャルト

― デメララへ ―

[鈴の音伴う号の後、三班に分かれた魔法の使い手たちが動きだす。
先行するのは陽動組。
ここは、攻撃よりも攪乱を重視したメンバーが配されている。具体的には幻術や文字通りの花火、音を操る術に長けた者たちだ。
もっとも、それだけでは立ちいかないから、攻撃と支援を得意とする者たちも含まれているが。

次いで発つのは、青年が率いる攻撃班。
ここは文字通り、攻撃魔法を得意とする者を中心に編成されている。
人数的にも一番多く、言わば本陣とも言えるだろう。

殿を務める形になるのは作戦の要たる解放班。>>61

各自それぞれの力を存分に発揮できる配置は、教師たちの手によるもの。
ちなみに、彼ら自身もそれぞれの得意分野に応じて各班に散らばっている。
幾人かは里の守りとして残ってはいるが]

 ……こーゆーとこ、まだまだ敵わねぇよなぁ。

[いつまでも頼り切るわけには行かないが、それでも、今は全力で支えてくれる手が嬉しかった]

(78) 2020/11/17(Tue) 22:41:35

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby