[宿泊所に戻ろうと歩いていると、まだ会話を交わしたことのない軍人の姿を見つけた。>>69夜の帳の下りた中、風に揺れる金糸にひらりと手を振る。]どーも、お勤めご苦労様でっす見回りか何かすか?えー……っと、ちょっと待ってくださいね[まさか要注意認定されているとは露ほども思わず。彼の名前を必死に思い出す。確かゾフィヤが、フレデリカについて教えてくれた時に出てきたような。]アルミホイル少尉、でしたっけ?[あの時彼女が告げた名は何だったか。>>23]