― 酒場への向かう途中 ―[営業最後の日である本日は、どれだけの人で酒場は賑わっているのだろうか?そんなことを考えながら、酒場へと歩みを進める。魔王が倒されたからなのだろうか。街の中の活気も、今までよりよく感じるのは。平和だからこそ、安心して暮らすことが出来るのだと実感すれば、自然と笑みも浮かぶ。] あれ? あそこにいるの――― リヒャルトさん?[兵士に向かい十字を切る人影。>>64その人物が確認出来れば、笑顔で手を振る。]