人狼物語−薔薇の下国

176 ねぼすけ狼とうさぎさんの黒い森


楽師 カスパル

[処置が終わる頃だろうか。タクマが口を開く。>>75
その内容に、軟膏を塗る手が止まった。
暫くの間目を見開いていたが、ゆるりと首を振る。]

 謝られる事なんて、ありませんよ。

 タクマさんは皆さんを守りたくて頑張ったのでしょう?
 私が居た場所では、皆さんの様子をカラスが伝えてくれたので存じ上げております。
 本当にお疲れ様でした。
 私こそ言葉が足りず、混乱を産むばかりで申し訳ありませんでした。

 …オオカミを止められなかったのは、誰が悪い訳でもありません。確かに戸惑う事はありますけれど。

 貴方は生きていらっしゃる。それだけで十分です。

[そう言って、最後にペタリと傷にガーゼを貼りつけた。]

(77) 2014/04/19(Sat) 23:19:05 (ハチドリ)

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