[肩口の袖が破れ、右腕が露出するが気にすることなく、跳躍からのバック転。]『あんさん、なかなか動き様になってきたやん』(うん、だいぶ戦い方のコツが分かってきた気がする)[着地点にいた、女医型の最後のゾンビが、病院の入口方面へ、べちゃべちゃと足音を立てながらと逃げ出した。] あっ、待て!![貴重なジェムを逃がしてたまるかとばかりに追いかけ、ゾンビが外へ逃げる前に、入口そばの壁へ押し付けるように、心臓部へ包丁を突き立てた。 嫌な壁ドンである。]