人狼物語−薔薇の下国

259 桜紅葉の村


尉官 リエヴル

村の人間は、誰も真能力者を吊りたいとは思っていない。
伝えようとせねば伝わらんし、伝えようと思ってもなかなか伝わらんのよな。

村が終わったあと、間違えられた能力者に村は「間違えて、ごめんなさい」っていうんだよ。

でも、間違えた相手から責められると、責め返す事が少なくない。言いたい事を言えと言ってたとしてもな。自分のせいにしていると、かばおうとするんだ。

相手が騙りなら、罪悪感すら感じない。対抗はそうでもないらしいがな。

能力者真贋は、期待と理想と感情の合致か、すれ違いでしかないといつも思う。

マレンマとダルメシアンは、このまま諦めていくなら、村にやられた被害者になれる。正当な自分に対し、最後、村陣営に頭を下げさせ、その健闘を称えさせて溜飲を下げ、自分の心を守ることができる。

特にアヴェは、絶対頭下げてくれて、責任背負おうとしてくれるいい人だから、期待してていい。

(77) 2014/10/07(Tue) 12:20:26

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