人狼物語−薔薇の下国

549 月下薔薇


木こり イェンス

[アルビンの食えない巧みな言い回し。

 苦悩や驚愕に僅かに表情を揺らしてみせながら、思う。
 ――状況が分かりやすくなってきた。
 やはり、世馴れた彼は頼りになる。
 先程は昼の顔を装うのも忘れて緊張したが。

 獣による血は流れた。
 人の手によって流させるには、どうしようか。
 妥協しやすい点をちらつかせる事で、苦難を自ら選ばせるのが望ましいが。自分には難しいから、あとは流れに任せるほかない。

 ただ言葉じりに少しずつ、
 少女と幼馴染みを天秤にかけずに済む選択肢をちらつかせるだけ。
 タイミングを見て、そっと言葉を差し込んでいく]

(77) 2021/08/04(Wed) 22:39:53

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