人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


韋駝天 ヤコブ

[地を蹴って一跳び。
 二歩目、三歩目は何もない所を――正確には、"固めた空気"を足場に蹴り飛ばして、数メートルの高さへ跳び上がる。
 相手の頭上より高くを跳んだのは、僅かながらに抱いた対抗心からか。
 そのまま同じ屋根の上に着地し、背負っていたスコップに似た武器を、ぐるりと回して切っ先を相手へ突き付ける]

 どうせぶっ飛ばすなら、訳知り顔でにやにやしてる奴の方が気が晴れらぁ。

[そう真正面から宣言し、口角を上げた*]

(77) 2017/04/30(Sun) 22:44:37

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