―神代の遺跡―[>>66声を掛けてきたのは剛芯の騎竜師。同じような立場で年の近い相手として親に引き合わされて以降は、切磋琢磨する同志として親交を重ねていた。花は土に根差すもの故に、彼と自分の騎竜の相性は悪くないという風に認識している。少女達にはない頑強さは頼りとするところでもあり。]ヤコブさんとグラナートもご無事で何よりです。[かつてはヤコブ様、と呼んでいたが、学友となった時に周囲に合わせて今の呼び名に落ち着いた。気を抜くと舌に馴染んだ呼び方になってしまうのだが。]