人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


刃隠術 アイリ

[そうして、歩きつつ、少女は背に負っている得物の感触を確かめる。
直径40cmほどの円型の武器が、
同じく円型をした防護用のケースに入れられた状態でそこにあるのを。

本来はもっと小型で投擲に適している円月輪という武器を、
大きくして、振り回せるよう円の一部に握りの部分をつけたもの]

……よし。

[この足で逃げ切れる自信はあるが万一ということはある。
いつでも抜けるよう心の準備を整えて―――]

(77) 2017/04/28(Fri) 02:09:34

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