[そんな父マーティンが、再び人生を変える分かれ道に立ったのは8年前、カークが13歳の時だ。>>51>>52カークもその場にいて一部始終を見ていた。男同士の勝負に手を出したりしたら、こっちにも拳が飛んでくる。] なんかこう… クるヤツだね、あいつ。[後に独立解放軍盟主となるディーン・ヴァンデラーへの第一印象は極めて感覚的なものだった。握ると火傷しそうな、だが妙に人を虜にするものを持っている。長じて、彼の声音や動作を真似て変装をしてみたりもしたけれど、そのオーラまではコピーできない。]