─酒場内、カウンター席にて─>>76グレートヒェン
[返ってきた答えに男は目を丸くします。
確かに冒険者として生業を立てるなら、成人していてもおかしくは無いはず。
こほんと1つ咳払いをして、困ったように頭を軽く掻くのでした]
いや、すまない。確かに問題が無いな。
まだ若く見えたから駆け出しの冒険者でまだこど………、酒には慣れていないかと。
[子供、と言いかけたのは気付かれてしまったでしょうか。
無理もありません、二十歳そこそこなら彼から見てまだまだ若いと言えるのですから。
問いにはグラスに口をつけつつ軽く肩を竦めてみせます]
先ほどはパイプをふかしながらイェンスと話をしたがね。
昔はパーティも組んでいたが、今は1人だよ。
冒険者で生計が立てられないなら、故郷に帰ろうと思っている1人さ。
私はクレメンス。…君は?