[空になったスープの入っていた皿を机の上に置く。そして口元を拭えば「ご馳走様」と一言呟いた。此方を凝視する視線に気付けば彼はまたも笑み。真相を言うのはまだ早いと、大好物のハンバーグを最後まで残して食事をしている子供の様な思考は、相手を傷付けるにはやはり丁度良い≪刃物≫。]…そっかそっか、勇気あるなぁ。でも知りたいと思う姿、嫌いじゃないよ?[驚きの言葉には素直に目をパチパチと見開いて、少し口内をモゾモゾとさせたがきっぱりした声で、]男に二言はないでしょ?[と言って見せた。]