『――…―――……』>>70
[徐々に聴こえる単語が減っていく《聲》に、寂しさが過ぎるが。
それより何より頭痛が酷くなる方が問題。
身体を触られてるのは、残念ながら見えてねえからわからねえや。
でも、相手が『誰か』はわかったよ。]
……お前さんがどんな理想を追っていたかは知らねえけど>>6:216
俺はお前さんが成長するの楽しみにしてたんだぜ
俺が不在の間、立派に責任者代理を勤め上げたんだ
俺の見る目は間違ってなかった、ってことだろ
[能力のある奴だから、きっと俺のことなんか易々と超えて、その先へ。
それを見て、いつか引退した後、俺の知り合いなんだって。
さり気なく自慢できるようになるの、楽しみにしてたのに――――。]
寂しくなるなあ……
[そう呟いて。
ヴィクトリアお嬢さんに聞かれちまったんだっけ>>64*]