人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 シェットラント

― 南へ ―

[慌しくヤコブとの会話を終えて、イングリッドと一路南へ駆ける>>4:353
騎士団と魔軍の戦場は迂回する形を取って駆け抜けた。
ほぼカレンから出払ったきりの出発であったから、
親しい者らに別れを告げる暇もなかった。仕方ない。

けれど言葉交わすより確かなものがある。
今は互いに互いの場で、こうして在ることが何よりの絆だ。
そう信じて、背後に戦場を置いて駆けた]


 ───…!

[それでも。一度だけ手綱を引いて背後を振り返った。
背後の空を、灼熱の劫火が焦がしている>>4:335]

(76) 2014/04/06(Sun) 21:12:24

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