誰も、怪我はないか?[ 饕餮の影を倒し、一息つく者達の元へ、ふいに鏡越しではない声が届く。地の水脈を通って、彼らの元へ姿を現した玄武神は、ひとりひとりの顔を確かめるように見つめ、最後にウルズに庇われて眠る少女の姿の仙花の元へと歩み寄った ]