元気なのはいいことだ。 ───が、少しうるさすぎるな。[手を伸ばし、ロヴィンの頭を掴む。ぎちり、と骨の軋む音が聞こえたところで、思い出したように手を離した。] おっと。壊すと戻らないんだった。 さあ、こっちに来い。 おまえに良いものを用意してある。[何事もなかったかのように身を翻し、ツィーアの奥の部屋へ向かう。その後ろを、少年が引きずられていった]*