[次いで、パメラの身体が背から地面へと落ちていく。力が入らないらしい様子を見下ろし、オズワルドは呼吸を整えた]……限界か。[傷を負いながらも痛みをほとんど表に出していなかった相手。強く、鈍く。その言葉の通り、痛みにも鈍く、己の限界を測ることが出来なかったのだろう]…カード使われてたら、分からなかったな。[身体の硬質化を解きながらパメラの傍にしゃがみ込む。元の色に戻った肌と身体にはいくつかの打撲痕。特に左腕の痣が痛々しい。左足も未だ痛みは取れていなかった]