人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


変わり者 アレクシス

 私も普段はそんなものどうでもいいんですけどねぇ。
 今はなんとなく、礼儀を重んじたい気分だったんですよ。

 それを君は妨害した。
 だから許しません。

[にっこりと、当たり前のことを呟くように告げる言葉は、ひどく傲慢だ。
呆れるような視線>>63にも表情を変えることはなく、その点については気にしていないらしい。
独自のルールに基づいて行動する男の理念は、一般的な吸血鬼とも、常識とも異なる。]

 私も一応魔の者ですからねぇ。

[狙った心臓も右腕も逃がし、代わりに左腕の衣服と皮膚を浅く抉り取った。
疑問に思ったのは、心臓を狙った場合、そこを守るために左半身を後ろにする者が多いのに、敢えて彼が左腕を差し出したことだ。
いや、右腕を引いた>>66と言った方が正しいのだろう。]

(76) 2014/02/19(Wed) 02:20:59

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