人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


薬師 クレステッド

[最中、ディークの立ち居振る舞いの不自然さに苦々しい表情を浮かべる。
が、彼らに当たっても仕方がない。

そういえば、と胸元のポケットに手をやれば目当ての物が出てきた。
薬包紙に包まれた小さな飴。
目的の物かどうか確かめた後、ディークに手を出すよう促す。]

 やるよ。

[出来るだけ苦みを抑えて、子供でも口にしやすいようにと作った鎮痛剤だったが、はた目には普通の飴と何ら変わりはないだろう。
別に子供がここに居る訳ではないのだが、苦い粉薬が駄目という人用にもなるだろうと、日々試行錯誤を繰り返している。
が、それを彼らに告げる必要性はない。

頼まれればリエヴルの車椅子を押すだろうが、頼まれなければ二人に暇を告げ、洗い場、もしくはドールを求めて廊下を歩きだすだろう。**]

(76) 2013/09/28(Sat) 06:43:58

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