― 水軍旗艦『八幡』・甲板 ―
[ノトカー>>73の言葉に、ふむ、と一つ瞬く。
幼い頃から海を身近に育ってきた自分とは、今の光景の見え方もどこか違っているのだろうか。
未知を前にしての浮かれっぷりに少し表情を緩めつつ。
相手が居住まいを正すのを見れば>>74、こちらもそれに応じて]
こちらこそよろしくお願いします、ラヴェンデル様。
[挨拶しつつ、彼の相棒たる竜にもちらと視線を向ける]
『――オヌシ、今かっこいいとか羨ましいとか思っておらんだろうな?』
[肩の上で黒いもさもさが、やや呆れた声を出した]