ほんとうに、ね。 フランが言うとその通りになりそうで …不思議。[ 極めて強力な敵に相対する恐れ。 仲間と思っていた彼らへ刃を向ける迷い。 己の身を縛っていた感情は フランの軽やかな声と梢のさざめく音>>14に サラリと溶かされたようで ふ っと微笑みを浮かべた 己と同じく巫女の力を持ち 百程の時を生きたという彼女の事を 勝手に姉のように慕っていた 勇気を貰いたくて そっとフランに手を伸ばしたんだ ]