― 視察を兼ねて街へと向かう ―
[書類の手続きを終え一休みを終えたら、次は街へと向かい治安の維持と視察をしようと。
一国の王子が街に向かう事は咎められそうではあるが。
民の暮らしをこの目で見て知る事は王族としても軍人としても悪い事では無い、と説き伏せてからは止められる事は無かった。
その代わり必ず共の者を付けてくれ、という願いは此方も受け入れ、今日もお供の者を沿って街へと向かう。]
……では向かうぞ。
[今日のお供の者は誰だったか。
此方は王子としてでは無く軍人として軍服を纏い、民には王子と悟られない様に過度な装飾も無い一般の軍人と変わらぬ出で立ちをし街に脚を運ぶ**]