[…は>>73オクタヴィアに手渡されたドレスに首を傾げる]
ほう…これは仕立ての良いドレスですね、花の刺繍が見事です。
しかし何故これを私に…?
………? これを私に、着れと……?
似合うと言われれば悪い気はしませんが…
肩幅とか、袖の細さとか、いろいろと問題がありそうでは……
[と、言いつつそのドレスは彼の背丈にぴったりと合った]
ほう……これが「神」の意思なのですか…[ゴクリ]
……かつて戦地で敵を欺くために プリンセスドレス+ティアラ を着た記憶が蘇りますね…、あの時の私は世界を傷つける事を厭わず、洋服に敬意を示せない愚かしい存在だったのです。
「神」からの愛に満たされた今の私には到底考えられない事ですけれどね。
ああ…「神」よ、ゴスロリドレスを着ることが私の定めなのでしょうか…?