[私は諦めんぞ。我が家の姓のごとく、蛇のように粘り強く、諦めないと必死さが働いたか、働いてないかは夜の闇が知る(二度目)]
…ぜぇぜぇ……。
(そういえば。途中から本題を忘れていたけ)
弟以上の気持ちはないから、安心しろ。
話があって、来ただけだ。
重要な…ペーター・セルピエンテには知っていて欲しい真実を、な。
[ゆっくりと息を整えて、ペーターを真っ直ぐに見る。
持ち前の鈍感力で弟の手元にいる、みにぺた君がすでに発射準備完了なことに気付かないでいた。気付いたところで避けつもりは髪の毛の一本ほどもなかったが]