─ 蛟 甲板 ─
[腹を狙ってみてくれるかとディークに頼んだ所でヤクモが竜舎から出ている>>34のに気付いた。
統制室でディークから聞いた通り>>15成る程大丈夫そうだと思いつつ、流石に礼を言っている状況ではないのでこの場はひとまず手を軽く振るだけに留め。
腹部が弱点だと周囲に示しつつ、こちらの攻撃を避けた海老に追撃をかけようとしたのだが]
───っ、すまん、助かった!
ディーク殿、ヤクモ、ありがとな!
[鋏と刀のかち合う音>>37で己の背後が狙われていたことを知り、礼を言うも足は止めず。
飛び跳ね逃げる海老を追いかけると、左に付けていた手甲鉤を外し苦無に持ち替えた]