[>>45 脚にあたるわたがしのような尻尾にあやしつけられるような心地。]
ふふふ、そうねえ、きっと川の水は、それはそれは冷たいことでしょう。
小さな小川では雪に隠れてしまうわね。
落ちてしまったらいけないわ、お魚は釣り人の戦果に期待しましょうね。
ここら辺では氷に穴をあけて小魚を釣る風習もあるようなの。
[撫でられるのがイヤではないようだと見て取り、顎を擽りながらなだめるように応える。>>47
橙で遊ぶ様子から眠そうにうとうととするようなら、サキイカを食みながら寝かしつけるように背を撫でた>>48]
いい子ね、とてもいい子。
あなたの飼い主さんはどんな方なのかしら。
無事に迎えにきてくれるといいわね…いえ、あなたが迎えにいってあげないといけなかったりして?
ふふ、今気づいたけど、あたしたち、二人とも同じ毛色ね。
[屋内だというのに、こたつの一角は白い。
白いネコと白いヒト。
雪だるまのように溶けてしまったりはしないけれど、あたたかい背を撫でていればおのずとうとうと…意識が溶けてしまいそう]