[ノトカー自身は逃げも隠れもせず、先ほどまで把握していた鳥の獣人が居る方へと足を向けた。
のんびりと道を進み行く様子はただの散歩にも見える。
得物とする鉤爪も、今はまだ腕に付けていなかった]
……おー、あれかー?
[遠目に見えてきた姿>>70に一度足を止める。
そう言えば何の鳥なんだろ、なんて暢気な疑問を頭に過ぎらせつつ、これ見よがしに民家の屋根へと飛び跳ねた。
危なげなく着地したその場所から、先程のように屋根の縁から相手を見下ろす。
その表情はどこまでも楽しげだった]
何か用?
[先と同じように問いかける*]