[バナナ…自分では、朝食全体のことを言っていたつもりだったが、言葉のせいで勘違いさせたらしい。>>37
普段からたくさん食べる方ではないので、空腹を満たせるならバナナでもいいと思っていたら、材料があるので作ってくれるというではないか。]
そうか、では我の為にその腕を振るうがいい!
きっと我の舌は、振るわれた果実が如き食材に愉悦の時間を過ごすことだろう。
(訳:それじゃあ、お願いしてもいいですか?
きっと美味しいお料理なんでしょうね。)
[なんだか偉そうな態度になってきたのは、気のせいだと思いたい。気のせいではないのだろうが。
傍で自分の分の朝食を作ってくれる様子を見ながら、その香りに耐えていたお腹の音が、またぐぅと鳴った。]