人狼物語−薔薇の下国

471 overlap memory/重なる絆(続)


尉官 ドロシー

[随分と萎縮させてしまっただろうか。
だけど、初手の挨拶が聞かれていたと知って恥ずかしがる様子は
年相応でとても素直だ。>>73]

 元気があるのはいい事よ。
 へぇ、船の方はそんなに豪華だったの。

[微笑を心がけて緊張を解そうとしつつ
腰掛けるよう促したら近くの椅子に座ってくれるだろうか。]

 航路は思いの他短いのね。
 ……誰がそんなもの置いたのかしら。

[相槌を打ちながらサシャの話を聞く。
随分と色々なものを詰め込んだ船だ。誰の趣味だろう。

水上列車について話を振られたら、
若者には退屈な旅かもしれないと前置いて話し出す。]

 水上列車の中は普通の列車と内装は変わらなかったわね。
 波で横倒しにならないためなのか、すごく遅いの。
 おかげで少し退屈だったわね。

 でも水の上に線路が走っているから
 満潮の時はまるで海に浮いているようで素敵だったわ。

(75) 2017/02/08(Wed) 23:55:22

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