────?!…ぃたい……
[ クレメンス様にお声がけしたらげんこつが降ってきた。>>67
あまり痛くなかったが、驚いて目を丸くする。
私は何か怒られることをしてしまっただろうか。
不安が一気に押し寄せて、何を言われるのだろうと身構える。
求められたのは何故クレメンス様を呼ばなかったのか、の理由。 ]
……へ?
ぁ、うぅ……ごめんなさい…いたい、いたいです……
すみません、すみませんっ
あの時カレル様を護るのに必死で……
[ 私が死んだ事で怒られるとは思ってもいなかった。
私は"死ぬために生きていた"から。 ]
……言い訳は……ありません……
[ あるわけがない。
あの時は結局、カレル様を護れたとは言えないのだから。
ジタバタともがいていたがやがて観念したように
しゅんと肩を落とした。 ]*