───うっ……うぅ───[堰を切ったように溢れてくる涙。生きていて欲しかった。彼が繋ぐ未来を見たかった。想いや感情がぐちゃぐちゃになって、言葉は出ずに嗚咽ばかりが零れる。世界を、未来を護れたはずなのに、幼馴染のことを思うとやっぱり悲しくて、悔しかった][ヤコブの姿をはっきり見たかも分からないうちに、両手で顔を覆って俯いてしまう*]