[そして数秒、] ……肝心の居場所を知らないんだけど。[ぽつり落とした情けない一言。そりゃそうだ。 一階からここまで直行だったもの。しかしそれも、もう一度見た外の景色>>70で取り消しだ。窓枠を飛び越え、ベランダに出て。] ……今のなし。 見付けた。 飛び降りるぞ。[現在位置、 三階。それでも着地さえ出来れば魔女は安全に飛び降りることも可能で。もし真理が怖いならと、一緒に降りるつもりで手を差し出した。]