― 作戦準備中/拠点内 ―
それは何より。
しかし、流石ですね。士気は当然高いでしょうが、率いていた指揮官はどちらも優秀だった。
それを損なわず引き継げるのは、お見事というもの。
[揶揄の調子も含めながら、本気を混ぜて賞賛する。
ソマリ>>65はこうした会話の運びを得意としないはずと思いつつ、ついやってしまうのはこの6年間の悪癖か]
帝国の御為……。
ああいえ、当然ですね、帝国軍人であるからには。
誰であれその心構えを忘れてはいけない。
[浮かびかけた苦い笑みを、スルリと隠して笑う。
隠さなければ、この思い出の色濃い地では何かが壊れていってしまいそうで]