水くさい真似するんじゃないよーっ!![怒鳴り声に近い叫びが響き渡ったのは、レトを見つけた直後のこと]どんだけ僕が寂しかったと思ってるんだ!立派な騎竜師になって戻って来た時は真っ先に僕のところに知らせに来たくせに―――…っ、[それからちょっと待ってとでも言いたげに手を前に出し、息を整えると、続ける]何も、ひとりで飛び出すことなかったじゃないか……、ってか、できることはなんにもないって言われたみたいで、それが一番寂しかったんだからな!