人狼物語−薔薇の下国

502 温室世界の住人たち


運び屋 ヴェルナー

[───のだが]

……!?

なっ、何だ。

[突然、女の花精の集団に囲まれる。
黒仔猫も驚いたのか、男の頭に隠れるように身を縮めていた]

「あのっ、お一人だと万一の時に危ないのでっ」
「私と一緒にいてくれませんか?」
「ちょっと、私がお願いするのよ」
「一人だと不安なんです」
「猫ちゃんのお世話も必要になるし」
「是非私と!」

[口々に言い迫ってくる花精達に、男と黒仔猫はやや引き気味。
リヒャルトの宥め>>71が妙な発展を遂げたとは知る由も無かった。
どうも彼女らは男と共にいることが目的らしい]

(74) 2018/06/23(Sat) 14:29:22

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