[ 強い意志を持った言葉。
"大丈夫"と告げたのは、相手に安心を与える為に。
それが何の安心なのかわからないけど、そう
何となく、というやつだ。
"呼び捨てで"なんて言われては"うぅ…"眉を下げて
頭を撫でられながら相手を見上げる。
その命令は苦手だ、と言わんばかりに。 ]
クレメンスさ…ま…ぁ、その…お気をつけて…!
[ 勢いで"様"をつけそうになった。
結局つけているのだが。
彼が見えなくなるまで見送って
よいしょと立ち上がった時、ピリリと足に痛みを感じた。
………足が痺れてしまったようだ。
この痛みが治まってから何処かへ移動しようか。
少々そこにとどまってから
メイン・サロンへと入っていくのだった。>>50 ]**