い、……いやだ。やめ、て。[ 男でも女でもない痩せた腹を辿り 胸元を包む生温い汚泥。 あんなに気持ちの悪いものだったのに 触れられるだけで突き刺すような刺激に 逸らせない瞳だけが哀願に濡れた。 ] クレメンス、……やだ、っやめ、――ッひ、ぃ……![ 見つめながら溶ける蒼穹。 舌でなぞられた唇が息を求めて開き、 胸元を突き出し腰を逸らした体が震えた。 ]