[ともあれ、としばらくはそのまま露店を巡り。
一通り見て回ったところで、声がかけられる。>>67]
うん、いつまでもふらふらしていると、今度は兄の糸が切れかねないからね。
戻るとしようか。
[冗談めかした口調で言いつつ、集合場所へと戻り]
……ああ、彼か。
これはまた、心強い援軍だね。
[空舞う翼>>69に僅か、目を細める。
陸に重きを置くギンセイにおいて、天翔ける翼持つ騎竜師は貴重な存在。
故に、その参加は心強いものになるだろうな、と思いつつ、翼が舞い降りてくるのを見守る。
その瞳に微かに滲むのは、憧憬めいたいろ。**]