[ >>69一度、フィオンの顔色を窺い問題ないことを確認するとおずおずと水筒を受け取り口に含んだ。
喉を通る水が身に染みわたるようで気持ちいい。 ]
感謝であります。
自分は今日はここに配属されたばかりのカシム,
カシム・イリイチ・トルストイであります
大変申し訳ないのでありますが上官殿のお名前を窺ってもよろしいでありますか?
[ 親切な上官でよかったと安堵の息を吐きつつ。
まだ、名前も知らないことに気が付いたカシムはフィオンに名を訪ねた。
暫く、そのまま話そうと考えていたがフィオンの勧めで手を借り駐屯地に一緒に戻ることにするだろう。
ふと何かを感じ、視線を向けると廊下の向こう側からこちらを除くように窺う男の姿が目に入った>>61 ]